産科問題について地域住民との意見交換
産婦人科医がどんどん減って、地域の産科施設が激減している今、何も対策を講じなければ、早晩、地域から産婦人科機能が消滅してしまうことは確実です。地域の産婦人科機能を維持するためには、今、地域としてどう対策を講じたらいいのか?ということを地域全体で考えるべき時だと思います。
***** 中日新聞、長野 (3月22日)
医師ら住民と意見交換 飯田で産科問題懇談会
飯田下伊那地方の産婦人科病院が相次いで産科をやめている問題で、南信州広域連合や地元の産科医師らが対応を話し合う産科問題懇談会が二十日夜、飯田市役所で住民の意見を聞く会を初めて開いた。出席した出産経験者からは、飯田市立病院だけでなく、開業医など多様な産み方ができる体制づくりを求める意見が相次いだ。
意見を聞く会のメンバーは、飯伊地方の保健師や保育士、育児サークル、松川町の下伊那赤十字病院の存続運動をする「心あるお産を求める会」などの女性十九人。産科問題懇談会の医師らから「当事者の母親からも意見を聞くべきだ」との意見が出たことから開かれた。
出席した母親らからは、「飯田市立病院への集約も大事だが母親が産み方を選べる環境にしてほしい」、「助産師をもっと活用してはどうか」、「検診と出産する病院が違うのは、妊婦にとって不安が大きい」などの意見が出された。
また、二月から飯田市立病院へ産科医一人が信州大学から派遣されていることに対し、「下伊那日赤に回すことはできないか」とする要望が出された。
これに対し、市立病院の産婦人科医師は「一人増えて四人でも足りない。市立病院を十年、二十年後もお産が続けられる核となる病院にしていくことが必要」と答えた。 【西尾玄司】
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。